基本書紹介-私法系-民法除く

この記事の所要時間: 47

基本書紹介 私法 民法除く


基本書紹介-私法系-民法
基本書紹介 私法系 民法 ★改正民法に対応するためのオススメ書★ ネットでも店頭でも入荷待ちが多発しているので、在庫があるとき迷わず買えるようにし...


商法会社法

森本滋『会社法・商行為法手形法講義』成文堂……ロースクール未修者コースの講義で使用するために商法・会社法の全分野をコンパクトにまとめられたもの。商法総則や小切手法も含まれている。分量は全体で430ページ程度、会社法に限ると330ページ程度。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★☆☆☆ 院生★☆☆☆☆ ロー生★★★☆☆>

弥永真生 リーガルマインド『会社法』『商法総則・商行為法』『手形法・小切手法』有斐閣……全体的にコンパクトに通説に近い見解を淡々と記述されている。他の本と比べて概念定義がきちんと記述されている。昔から司法試験受験生から支持されている。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★★☆☆ 院生★☆☆☆☆ ロー生★★★☆☆>

神田秀樹『会社法(法律学講座双書)』弘文堂……改訂が激しい。学部での定番基本書。だが、薄すぎて逆に分かりづらい、脚注が多すぎるとの声もある。※2017年春現在19版が最新 ※岩波新書の入門書は評判がいい
<入門★☆☆☆☆ 学部生★★★☆☆ 院生★☆☆☆☆ ロー生★★☆☆☆>

伊藤靖史・大杉謙一・田中亘・松井秀征『会社法(LEGAL QUEST)』有斐閣……リークエでもっとも人気がある。会社法の基本書としては珍しくケースメソッドが充実している。実務家からの評判もいい。江頭会社法の分量がとてつもないので、ロースクールの定番基本書となっている。
<入門★★☆☆☆ 学部生★★★★☆ 院生★★☆☆☆ ロー生★★★★★>

江頭憲治郎『株式会社法』有斐閣……本来は実務家向きに書かれた本だが、学界においても現時点における最高の体系書としての評価が確立されているが、とにかく分厚い。通読には適さない。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★☆☆☆ 院生★★★★★ ロー生★★★☆☆>

民事訴訟法

中野貞一郎・松浦馨・鈴木正裕編『新民事訴訟法講義(有斐閣大学双書)』有斐閣……各分野を代表する教授陣による共著の概説書。安定感のある記述が特徴で、極めて使い勝手が良い、実務でも役立つ一冊。基本的には新訴訟物理論の立場だが、旧訴訟物理論もきちんと解説している。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★★★☆ 院生★★★★★ ロー生★★★★★>

中野貞一郎『民事裁判入門』有斐閣……入門書の定番だが、それほど易しい本ではない。ロースクールの指定教科書にもなっている。
<入門★★☆☆☆ 学部生★★★★☆ 院生★☆☆☆☆ ロー生★★★★☆>

新堂幸司『新民事訴訟法』弘文堂……学界の到達点を示す最高水準の体系書。千頁を超えるが、文章は非常に柔らかく、論理的であるため読みやすく、通読も十分に可能。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★☆☆☆☆ 院生★★★★★ ロー生★★★☆☆>

伊藤眞『民事訴訟法』有斐閣……旧訴訟物理論の立場をとる。自説豊富。文章も硬く、内容もかなり難解な上、さまざまな法律用語が説明もなしに出てくる。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★☆☆☆☆ 院生★★★★☆ ロー生★★☆☆☆>

その他法律専門科目

労働法

荒木尚志『労働法』有斐閣……個別的労働関係法を労働保護法と労働契約法に二分し労働契約法を体系に取り入れている。理論派の基本書だが結論は判例・菅野説に近く安定感がある。専門の労働時間、労働条件変更法理についての記述は詳しい。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★☆☆☆ 院生★★★★☆ ロー生★★★★☆>

水町勇一郎『労働法』有斐閣……判例をベースとした豊富な設例を用いて労働法を解説する。序章において大きく紙幅を割いて,歴史的・社会的背景から労働法・判例の解釈や変遷を社会学的に分析している点に特色がみられる。
<入門★☆☆☆☆ 学部生★★★☆☆ 院生★★★★☆ ロー生★★★★☆>

菅野和夫『労働法』弘文堂……労働法全分野にわたる、実務法曹必携の最も権威ある体系書。最近は厚生労働省関係者も改訂に関わるようになった。結論はおおむね穏当で、多くの論点で判例を部分的ないし全面的に肯定する。
<入門☆☆☆☆☆ 学部生★★☆☆☆ 院生★★★★★ ロー生★★★★☆>


基本書紹介-公法系-
基本書紹介 公法系 憲法 ●芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法』岩波書店……ほぼ通説。記述は簡潔ながら基本的な知識(共通理解)は本書で一通りおさえられる。...

フォローする